取材記録匿名化ルールサンプル
架空の取材メモを公開用に整える際、どの記述をどの粒度で匿名化するかを整理する非公開検証用データ。
架空の施設用触知案内図について、出発地点から目的地点までの探索時に使った手掛かり、迷い、自己修正、改善案を試行単位で記録した非公開検証用データ。
| 試行ID | 利用者条件 | 出発地点 | 目的地点 | 最初に使った手掛かり | 迷いが生じた箇所 | 自己修正のきっかけ | 到達時間秒 | 確認回数 | 観察メモ | 改善案 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| TMR-01 | 触知図の利用経験あり | 正面入口 | 総合案内 | 入口の三角形記号 | 分岐Aの方向表示 | 壁面を示す太線 | 42 | 2 | 分岐前で一度指を戻した | 分岐の進行方向に矢印を追加 |
| TMR-02 | 触知図の利用経験なし | 正面入口 | エレベーター | 現在地の凸点 | ロビー中央の空白部 | エレベーターの点字略号 | 78 | 5 | 空白部を通路として認識しにくかった | 通行可能範囲に浅い地紋を付ける |
| TMR-03 | 弱視・触覚併用 | 総合案内 | 多目的トイレ | 高コントラストの見出し | トイレ記号の並び | 車いす記号の輪郭 | 55 | 3 | 視覚確認後に記号を触って確定した | 記号間隔を広げ輪郭を明瞭にする |
| TMR-04 | 触知図の利用経験あり | エレベーター | 会議室A | 階段の斜線記号 | 会議室AとBの境界 | 室名の点字 | 63 | 4 | 隣接室の境界を二度確認した | 部屋境界の線種を通路と変える |
| TMR-05 | 触知図の利用経験なし | 正面入口 | 階段 | 外周の太線 | 受付前の分岐 | 階段の斜線記号 | 91 | 6 | 外周をたどり続けて分岐を通過した | 主要分岐に停止点となる凸記号を置く |
| TMR-06 | 弱視・触覚併用 | 多目的トイレ | 非常口 | 緑色の見出し | 非常口手前の細い通路 | 出口を示す開口部 | 69 | 4 | 細い通路の接続方向を確認した | 狭い通路でも線間隔を確保する |
| TMR-07 | 触知図の利用経験あり | 会議室A | 正面入口 | 現在地クリップ | ロビーの曲がり角 | 入口の三角形記号 | 47 | 2 | 逆向きの経路でも滑らかに探索できた | 入口記号に建物外側の向きを加える |
| TMR-08 | 触知図の利用経験なし | 総合案内 | 会議室B | 案内所の点字略号 | 会議室前の連続した扉 | 室番号の凸数字 | 84 | 5 | 扉の数を数えて目的室を特定した | 各扉の手前に室番号を配置する |
| TMR-09 | 弱視・触覚併用 | 階段 | 多目的トイレ | 黄色の経路線 | エレベーター前の交差 | トイレ記号の輪郭 | 58 | 3 | 色付き経路と凸線を交互に確認した | 色と凸線の経路を完全に重ねる |
| TMR-10 | 触知図の利用経験あり | 非常口 | 総合案内 | 出口の開口部 | ロビー中央の分岐 | 案内所の点字略号 | 51 | 3 | 目的地点付近で略号一覧を再確認した | 凡例と地図内略号の位置関係を近づける |